ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ソークマン」の意味・わかりやすい解説 ソークマンsocman(sokeman); sochemannus イギリス中世の農民諸階層のうちで,自由民 liber homoに次ぐ身分の階層。 1086年作成の「ドゥームズデイ・ブック」によれば,当時の農民は,自由民,ソークマン,農奴 villanus (ビレン ) ,小屋住み農 cotarius (コターズ ) ,零細農 bordarius,奴隷 servusの6階層に区別され,ソークマンは全体の約8%を占めた。一般に身分的には自由であるが,領主の裁判に服さなければならなかった。 12~13世紀にかけて次第に消滅。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by