精選版 日本国語大辞典 「ぞろりぞろり」の意味・読み・例文・類語
ぞろり‐ぞろり
- 〘 副詞 〙 ( 多く「と」を伴って用いる ) おおぜいが一つながりになって、ゆっくり続いていくさまを表わす語。
- [初出の実例]「月見の花見のとあって、あなたへはぞろりぞろり、こなたへはぞろりぞろりと仕て」(出典:虎明本狂言・茫々頭(室町末‐近世初))
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...