ぞんぞ(読み)ゾンゾ

デジタル大辞泉 「ぞんぞ」の意味・読み・例文・類語

ぞんぞ

[副]寒けを覚えるさま。また、恐ろしさに震え上がるさま。ぞくぞく。
「以前の事を思ひ出せば、ちりけもとが―とする」〈浮・子息気質・四〉

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関連語 副詞 実例

精選版 日本国語大辞典 「ぞんぞ」の意味・読み・例文・類語

ぞんぞ

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴うことが多い ) 寒気を感じたり、恐ろしさでふるえあがったりするさまを表わす語。ぞくぞく。ぞっと。
    1. [初出の実例]「洒々(しゃしゃ)そぞろさむし。水をかかるやうにぞんそとするものなり」(出典:病論俗解集(1639))

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