ぞんぞ(読み)ゾンゾ

デジタル大辞泉 「ぞんぞ」の意味・読み・例文・類語

ぞんぞ

[副]寒けを覚えるさま。また、恐ろしさに震え上がるさま。ぞくぞく。
「以前の事を思ひ出せば、ちりけもとが―とする」〈浮・子息気質・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「ぞんぞ」の意味・読み・例文・類語

ぞんぞ

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴うことが多い ) 寒気を感じたり、恐ろしさでふるえあがったりするさまを表わす語。ぞくぞく。ぞっと。
    1. [初出の実例]「洒々(しゃしゃ)そぞろさむし。水をかかるやうにぞんそとするものなり」(出典:病論俗解集(1639))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android