最新 地学事典 「タウポ火山帯」の解説
タウポかざんたい
タウポ火山帯
Taupo volcanic zone
ニュージーランド北島の中央部を北東~南西に連なる火山帯を指し,その主体は南北200kmにわたるタウポ地溝帯となっている。地溝帯の内部には北部にオカタイナ・ロトルアの二つのカルデラ,中央部にマロア,南部にはタウポカルデラが存在し,その外部にはイグニンブライトからなる広大な火砕流台地が広がる。タウポカルデラは186年に大噴火し,特徴的なタウポ火砕流を噴出した。活火山としては海域のホワイト島,タラウェラ,トンガリロ,ナルホエ,ルアペフ火山がある。オカタイナ~タウポ両カルデラ間の火山噴出物は主に流紋岩,北部のホワイト島および南部のトンガリロ~ルアペフ火山は主に安山岩からなる。
執筆者:小林 哲夫
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

