タクシン元首相とタイ政治

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タクシン元首相とタイ政治

タイの警察官僚を経て携帯電話事業などで成功したタクシン氏は、事業で築いた資産を元手政界進出、2001年総選挙で勝利首相に就任した。貧困層への支援策を推進し地方の農民を中心に絶大な支持を得たが、06年に軍事クーデターで追放され、08年に汚職防止法違反罪で実刑判決が確定した。亡命中の現在もタイ政財界に強い影響力を持ち、タクシン派は11年総選挙で勝利、妹のインラック氏が首相になった。しかし14年に軍がクーデターで実権を掌握し、首相在任中の職務怠慢の罪に問われたインラック氏は17年8月に国外に逃れ、タクシン氏と行動を共にしている。(香港共同)

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