たずたずし(読み)タズタズシ

デジタル大辞泉 「たずたずし」の意味・読み・例文・類語

たずたず・し〔たづたづし〕

[形シク]《「たどたどし」の古形》はっきりしなくて不安である。おぼつかない。また、心細い。
夕闇は道―・し月待ちて」〈・七〇九〉

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精選版 日本国語大辞典 「たずたずし」の意味・読み・例文・類語

たずたず‐たづたづ‥

  1. 〘 形容詞シク活用 〙 たしかでなく心細い様子である。おぼつかない。たどたどしい。
    1. [初出の実例]「夕闇は道多豆多頭四(タヅタヅシ)月待ちていませわが背子その間にも見む」(出典万葉集(8C後)四・七〇九)

たずたずしの派生語

たずたず‐さ
  1. 〘 名詞 〙

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