タチテンモンドウ(読み)タチテンモンドウ(その他表記)Asparagus pygmaeus

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タチテンモンドウ」の意味・わかりやすい解説

タチテンモンドウ(立天門冬)
タチテンモンドウ
Asparagus pygmaeus

ユリ科の常緑多年草。テンモンドウ A. cochinchinensisに似ているが,より小型で花をつけない。原産地は不明で昔から広く栽培されてきた。観賞用として花壇の縁などに植える。地下塊状根茎から直立する茎を束生する。葉は針状にとがり深緑色である。

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世界大百科事典(旧版)内のタチテンモンドウの言及

【アスパラガス】より

…白色小花をつけ香りがよい。以上のほか,ヤナギバテンモンドウA.falcatus L.やタチテンモンドウ(別名タチボウキ)A.myriocladus Hort.なども多く栽培される。日本の暖地海岸草原からインドシナ半島にかけて分布する半つる性のクサスギカズラA.cochinchinensis (Lour.) Merr.の紡錘根は天門冬(てんもんどう)と称し,漢方薬で咳止め,強壮薬とされる。…

※「タチテンモンドウ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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