タハト山(読み)タハトサン(その他表記)Tahat

関連語 Tahat

日本大百科全書(ニッポニカ) 「タハト山」の意味・わかりやすい解説

タハト山
たはとさん
Tahat

アルジェリア南部、サハラ砂漠中央部のアハガル山地にある山。標高2918メートル、同国の最高峰である。1923年スイス人のオーギュスト・ロンバーとフランス人のベル・ベルが初登頂した。南麓(なんろく)のオアシス町タマンラセットが登山基地で、トゥアレグ人が居住する。

[田村俊和]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

関連語をあわせて調べる

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む