ターポリン紙(読み)ターポリンし(その他表記)duplex asphalt paper

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ターポリン紙」の意味・わかりやすい解説

ターポリン紙
ターポリンし
duplex asphalt paper

2枚の紙の間にアスファルト,あるいは他の適性物質を塗って接着し,湿気を通さないよう加工した紙。熱を加えながら,はけ,あるいはローラでアスファルトを塗るため,アスファルト・ペーパーと呼ぶこともあるが,この場合は紙の片面にしかアスファルトを塗っていないものもさす。主として,湿気を嫌うものの包装紙に使われているが,最近ではポリエチレンフィルムを利用したポリエチレンラミネート紙などの出現により,あまり使用されなくなっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android