た遠み(読み)たどおみ

精選版 日本国語大辞典 「た遠み」の意味・読み・例文・類語

たどお‐みたどほ‥【遠み】

  1. ( 形容詞「たどおし」の語幹に「み」の付いたもの。→ ) かけ離れていて遠いので。
    1. [初出の実例]「遠妻の ここにしあらねば 玉桙の 道を多遠見(タどほみ) 思ふそら 安けなくに」(出典万葉集(8C後)四・五三四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む