た遠み(読み)たどおみ

精選版 日本国語大辞典 「た遠み」の意味・読み・例文・類語

たどお‐みたどほ‥【遠み】

  1. ( 形容詞「たどおし」の語幹に「み」の付いたもの。→ ) かけ離れていて遠いので。
    1. [初出の実例]「遠妻の ここにしあらねば 玉桙の 道を多遠見(タどほみ) 思ふそら 安けなくに」(出典万葉集(8C後)四・五三四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android