だまを出す（読み）ダマヲダス

デジタル大辞泉「だまを出す」の意味・読み・例文・類語

《凧の糸をすっかり繰り出す意から》心の中のすべてをさらけ出す。
「只ただ男丈だけにそこ迄までは―・さない」〈漱石・草枕〉

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( 凧の糸を出しきることから ) 心の底までさらけだす。すべてを出しきる。
1. [初出の実例]「只男丈にそこ迄はだまを出さない」(出典：草枕（1906）〈夏目漱石〉一三)

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