ダランベールの判定法(読み)ダランベールのはんていほう(その他表記)d'Alembert's test

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ダランベールの判定法」の意味・わかりやすい解説

ダランベールの判定法
ダランベールのはんていほう
d'Alembert's test

項比判定法ともいう。正項級数収束発散を判定するための定理。正項級数 Σaia1a2+…+an+… ( a1≧0 ,a2≧0 ,…,an≧0 ,…) が与えられたとき,ある番号 n から先の項について,比 an+1/an をつくる。ここで n→∞ ならば,an+1/an→ρ とすれば,ρ<1 のとき級数は収束し,ρ>1 のとき級数は発散する。 ρ=1 のときは収束することもあり発散することもあるので,判定できない。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 an

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む