…イスラム期の最高の哲学者,科学者の中に,イブン・シーナー(アビセンナ),ビールーニーをはじめとする多くのイラン人を数えることができるのもこのためである。一方で,話された言語としての,ササン朝末期の中期ペルシア語(ダリーと呼ばれる)は,そのまま一般民衆に用いられつづけた。このダリーを基礎に,次の時代のペルシア語が成立したのである。…
※「ダリー」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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