最新 地学事典 「ダルラディアン変成岩」の解説
ダルラディアンへんせいがん
ダルラディアン変成岩
Dalradian metamorphic rock
アイルランド北部とスコットランドのGrampian高原南東半に分布するカレドニア変動でできた変成岩。原岩は先カンブリア時代後期~カンブリア紀の砕屑岩類を主とし,苦鉄質火山噴出物や石灰岩を伴う。変成年代は5.9億~4.8億年前で,変成相系列は大部分はバロー型(らん晶石-珪線石系列)に属し,北東のAberdeen~Banffの地域はブカン型(紅柱石-珪線石系列)に属する。両者の間に顕著な構造線は認められず,連続的に移化していると考えられている。A.Geikie(1891)命名。
執筆者:池田 剛・端山 好和
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

