普及版 字通 「チ・まつ・そなえる」の読み・字形・画数・意味
11画
(異体字)
9画
[字訓] まつ・そなえる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は待(たい)。〔説文〕八上に「待つなり。人待に從ふ」とあり、待の繁文ともみられる字である。〔国語、周語中〕に「而(なんぢ)の場工を收め、而の畚(ほんきよく)を(たくは)へよ」とあり、備の意。その字はまたに作る。
[訓義]
1. まつ。
2. たくわえる、そなえる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕 マウク 〔字鏡集〕 ツブサナリ・ミル・マツ・マウク
[語系]
diはzjiaと声義近く、〔説文〕八上に「は(そな)ふるなり」とみえる。待d、・持di、等tngも声近く、字義に通じるところがある。
[下接語]
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報