チャンジン江(読み)チャンジンこう(その他表記)Changjin-gang

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チャンジン江」の意味・わかりやすい解説

チャンジン(長津)江
チャンジンこう
Changjin-gang

北朝鮮のチャガン (慈江) 道とリャンガン (両江) 道を流れる川。アムロク (鴨緑) 江の支流全長 261km。ランリム (狼林) 山脈の東斜面から流出し,ケマ (蓋馬) 高原を北流する。ランリム湖を経,プジョン (赴戦) 江を合せたのち,シンパ (新坡) の下流でアムロク江に注ぐ。上流域には人造のチャンジン湖とプジョン湖があり,いずれも流路変更方式による水力発電に利用されて,ハムフン (咸興) 市などの工業に大きな役割を果している。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android