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咸興 カンコウ

7件 の用語解説(咸興の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

かんこう【咸興】

ハムフン

ハムフン【咸興】

朝鮮民主主義人民共和国東部、咸鏡南道工業都市。化学・繊維・金属・肥料などの工業が盛ん。李(り)朝の発祥地。かんこう。

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百科事典マイペディアの解説

咸興【かんこう】

朝鮮民主主義人民共和国,咸鏡南道の道都,一時直轄市になったことがある。市内は6区域よりなる。城川江下流の河港都市で,化学工業の基地。1960年興南市などを編入。
→関連項目赴戦江

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世界大百科事典 第2版の解説

かんこう【咸興 Hamhǔng】

朝鮮民主主義人民共和国の東北部沿岸の都市。1960年までは咸鏡南道の主都であったが,現在は三直轄市の一つ。東朝鮮湾の北部に広がる日本海沿岸最大の咸興平野の東縁に位置する北朝鮮第一の化学工業地帯。咸興の本拠地は城川江の河口から10kmほど上流に位置し,李朝時代には東北朝鮮の軍事上の要地として観察使が置かれた。また咸興は李朝の太祖李成桂の出身地にあたり,盤竜山麓には彼の住居や孔子廟などの遺跡が今日も保存されている。

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大辞林 第三版の解説

かんこう【咸興】

ハムン

ハムン【咸興】

朝鮮民主主義人民共和国の東部、日本海に臨む港湾都市。化学・金属・肥料工業が発達。かんこう。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

咸興
かんこう / ハムフン

北朝鮮、咸鏡南道(かんきょうなんどう/ハムギョンナムド)の道都。同国屈指の重化学工業都市。市街地は城川江左岸にあり咸興平野の東部を占めている。1960年、都市行政区画の改編によって興南市、退潮郡、咸州郡を編入して広域市制をとっている。
 咸興は古い都市であるが、農産物や水産物の集散と定期市(いち)で知られた関北地方の経済的中心地であった。1927年野口コンツェルン(日窒(にっちつ)コンツェルン)が進出し、赴戦江(ふせんこう/プチョンカン)、長津江(ちょうしんこう/チャンチンカン)に水力発電所をつくり、南東部の本宮や興南に石灰窒素、硫安を製造する化学肥料工場と火薬工場を新設し、一躍重化学工業地帯に変貌(へんぼう)させた。しかし朝鮮戦争の戦禍にあい灰燼(かいじん)に帰した。戦後、装いを新たにして再建され、化学肥料のほか塩化ビニル、フェノール樹脂、ビニロンを生産し、北朝鮮の重化学工業の中心的生産基地となった。市内には国立博物館、科学院咸興分院、咸興医大、化学大学がある。[魚 塘]

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世界大百科事典内の咸興の言及

【沃沮】より

…前108年,漢の武帝が漢四郡を設けたとき,沃沮は玄菟郡(げんとぐん)治に入った。そのころの中心地は現在の咸興に比定されている。しかし高句麗族の強大化にともないその支配に屈した。…

※「咸興」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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