チュメン油田開発計画(読み)チュメンゆでんかいはつけいかく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チュメン油田開発計画」の意味・わかりやすい解説

チュメン油田開発計画
チュメンゆでんかいはつけいかく

ソ連シベリア開発の五大プロジェクトの一つ。ソ連は西シベリアのチュメン地区の油田開発を第9次5ヵ年計画から本格化し,バクー地域をはるかにこえる大産油地域建設の計画を立て,日本に技術協力と信用供与を求めた。日本側は原油輸入先の多元化の観点からそれに応じ,チュメン原油をナホトカまでパイプラインで運ぶことを計画し,アメリカ系国際資本も加えて交渉を進めた。基本契約は 1973年に結ばれる予定であったが延期され,石油危機を背景にソ連が原油供給量の大幅削減を申入れ,また原油輸送に第2シベリア鉄道利用を主張したことから交渉は中断された。 74年東シベリアのヤクート天然ガス開発,75年サハリンの石油,天然ガス探掘について日ソ間に合意がみられたが,チュメン油田計画は宙に浮いたままとなった。

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