ちょん決(読み)ちょんぎまり

精選版 日本国語大辞典 「ちょん決」の意味・読み・例文・類語

ちょん‐ぎまり【ちょん決】

〘名〙
物事が首尾よくいくこと。きちんとまとまること。また、うまい成り行き。
洒落本・風俗問答(1776)跋「葢以先生之夢物語一巻(チョンギマリ)。意深伝深粋哉」
短時間情事
浄瑠璃糸桜本町育(1777)一「粋ぢゃ通ぢゃ、大事ない、葭簀の内を貸してやろ、ついちょこちょこと小ぎりめに、ちょんぎまりとはどうあらう」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android