普及版 字通 「チョ・ふむ・ためらう」の読み・字形・画数・意味
20画
(異体字)
19画
[字訓] ふむ・ためらう
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(著)(ちよ)。〔説文〕二下にに作り、(ちよ)声。「(ちちよ)して(すす)まざるなり」とあり、躊(ちゆうちよ)・彳(てきちよく)などと同じ語。階段を左右の足をえず、一足ずつで升(のぼ)ることを「階を(こ)える」といい、儀礼のときには非礼のこととされた。
[訓義]
1. ふむ。
2. ためらう、たちもとおる。
3. こえる、わたる。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕躊 タチヤスラフ 〔字鏡集〕 タチモトホル・フミニジル
[語系]
dia、踟die、di、躊diu、・dioはみな声近く、diek、躅diok、彳thiek、thiok、()thiakはその入声音。みな行きなやみ、たちもとおることをいう擬声語である。
[熟語]
階▶・▶・足▶・躊▶・▶・蹈▶・歩▶
[下接語]
踟・躊・
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報