精選版 日本国語大辞典 「ちろりちろり」の意味・読み・例文・類語
ちろり‐ちろり
- 〘 副詞 〙 繰り返し、また、ときどき物が光ったり見えたりするさまを表わす語。ちらりちらり。
- [初出の実例]「世間(よのなか)はちろりに過る、ちろりちろり」(出典:歌謡・閑吟集(1518))
- 「空にちろりちろりと日に輝て糸のやうなものが」(出典:三体詩幻雲抄(1527))
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...