ちろりちろり

精選版 日本国語大辞典 「ちろりちろり」の意味・読み・例文・類語

ちろり‐ちろり

  1. 〘 副詞 〙 繰り返し、また、ときどき物が光ったり見えたりするさまを表わす語。ちらりちらり。
    1. [初出の実例]「世間(よのなか)はちろりに過る、ちろりちろり」(出典:歌謡・閑吟集(1518))
    2. 「空にちろりちろりと日に輝て糸のやうなものが」(出典:三体詩幻雲抄(1527))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android