つこど(読み)ツコド

デジタル大辞泉 「つこど」の意味・読み・例文・類語

つこど

[形動ナリ]つこうど」に同じ。
「立ってうせいと―なる」〈浄・難波丸金鶏〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「つこど」の意味・読み・例文・類語

つこど

[1] 〘形動〙 「つこうど」の変化した語。
浄瑠璃双蝶蝶曲輪日記(1749)四「知らぬ知らぬ覚えがないと、詞つこどに言放す」
[2] 「つこどごえ(━声)」の略。
※浄瑠璃・仮名手本忠臣蔵(1748)一〇「義平殿はお宿にかと、いふも密めく、内からつこど。旦那様は内に〈略〉用があらば這入った這入った」

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