世界の観光地名がわかる事典 「ティンタージェル城」の解説 ティンタージェルじょう【ティンタージェル城】 イギリスのイングランド南西端のコーンウォール半島北側、大西洋に面した海岸の小さな町ティンタージェル(Tintagel)にある断崖絶壁の岬の上に建つ古城。ティンタージェル村からは徒歩で行くことができるほか、ウェイドブリッジ(Wadebridge)からバスが出ている。この城はアーサー王伝説のキャメロットと信じられている城で、アーサー王はこの城でイグレーナ女王の子として生まれ、魔法使いマーリンによって守護されたといわれる。アーサー王は5~6世紀ごろの人物とされるが、この城に現存する城壁などは、13世紀にコーンウォール伯により築かれたものである。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報