テラフスカ(読み)テラフスカ(その他表記)terra fusca

最新 地学事典 「テラフスカ」の解説

テラフスカ

Terra fusca

地中海性気候下で,炭酸塩岩や炭酸塩岩の砂礫を多く含む氷河性堆積物を母体として生成する重粘質の土壌。B層位は褐~赤褐色を呈する。語源ラテン語で,terraは「土壌」,fuscaは「褐色」を意味する。中部ヨーローパでは,温暖な古気候下で生成されたレリック土壌として分布。地中海沿岸では,より湿潤な地中海性気候下や,土壌生成期間が比較的短い場合や,局地的に水分が多い場所などに分布。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 和子

世界大百科事典(旧版)内のテラフスカの言及

【テラ・ロッサ】より

…地中海性気候地域のカルスト地帯に広く分布し,ガリグgarigueとよばれる矮性(わいせい)低木群系からなるきわめて貧弱な植生景観を構成し,ブドウ,オリーブの栽培地あるいはヒツジやヤギの放牧地となっている。なお炭酸塩質岩石に由来する褐色の土壌はテラ・フスカterra fuscaとして区別されている。またブラジル高原南西部に分布する輝緑岩や玄武岩に由来する赤紫色の土壌の名称であるテラ・ロッシャterra roxaと混同しやすいので注意を要する。…

※「テラフスカ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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