…地中海性気候地域のカルスト地帯に広く分布し,ガリグgarigueとよばれる矮性(わいせい)低木群系からなるきわめて貧弱な植生景観を構成し,ブドウ,オリーブの栽培地あるいはヒツジやヤギの放牧地となっている。なお炭酸塩質岩石に由来する褐色の土壌はテラ・フスカterra fuscaとして区別されている。またブラジル高原南西部に分布する輝緑岩や玄武岩に由来する赤紫色の土壌の名称であるテラ・ロッシャterra roxaと混同しやすいので注意を要する。…
※「テラ・フスカ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...