てんぽの皮(読み)テンポノカワ

デジタル大辞泉 「てんぽの皮」の意味・読み・例文・類語

てんぽ‐の‐かわ〔‐かは〕【てんぽの皮】

てんぽ」を強めていう語。
「何と―、申してみましょ」〈浄・源頼家源実朝鎌倉三代記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「てんぽの皮」の意味・読み・例文・類語

てんぽ の 皮(かわ)

(「てんぽ」を強調していう語) あてもなくやぶれかぶれの出まかせにすること。えいままよと。
※俳諧・俳諧塵塚(1672)下「ざれ言のははてんほの川尻ひろくつたはり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android