デジタル大辞泉 「デジタル遺品」の意味・読み・例文・類語 デジタル‐いひん〔‐ヰヒン〕【デジタル遺品】 死後に残されたデジタルデータ。パソコンやスマートホンなどに保存されたメッセージ・写真のほか、インターネットバンキングの口座情報、SNSやクラウドサービス上のアカウントなどを含む。→デジタル遺産 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「デジタル遺品」の解説 デジタル遺品 故人がデジタル機器やインターネット上に残した様々な情報のこと。具体的には、パソコン・スマートフォンやネット上のクラウドストレージなどに保存されたままとなっている写真・動画・文章などのデータ、インターネットバンキングの口座や株券、SNSやブログの記録などがある。特に、資産価値のあるデジタル遺品は、遺族がその存在を知らない、パスワードなどの情報を知らないといったことで手つかずの状態になることもあり、また遺産相続において問題となる事例も出ている。デジタル環境の普及と高齢化に伴い社会問題化してきており、2015年10月には『「デジタル遺品」が危ない』(萩原栄幸著、ポプラ社)が刊行され、16年9月には一般社団法人デジタル遺品研究会ルクシーが発足された。 (2016-10-6) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報