最新 地学事典 「デュモンタイト」の解説
デュモンタイト
dumontite
化学組成Pb2(UO2)3 O2(PO4)2・5H2Oの鉱物。単斜晶系,空間群P21/m, 格子定a0.816nm, b1.673, c0.702, β110°, 単位格子中2分子含む。黄金色,亜金剛光沢。条痕黄色。微細な柱状あるいは長板状結晶としてウラン鉱床の酸化帯に産し,カソライト・ウラノフェン・リン銅ウラン石・りん灰ウラン石などと産し,ウランの初生鉱物とは直接接して産出せず,中間にPbなどを含むウラニルの水酸化物が介在している。比重5.65,硬度公表測定値なし。屈折率α1.88,β1.89, γ1.90。光学的二軸性正,2V大。命名はベルギーの地質学者A.Dumontにちなむ。
執筆者:加藤 昭・坂巻 幸雄
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

