トゥキニ(読み)とぅきに(その他表記)Tuchini イタリア語

日本大百科全書(ニッポニカ) 「トゥキニ」の意味・わかりやすい解説

トゥキニ
とぅきに
Tuchini イタリア語

14世紀後半に北イタリア、ピエモンテ山岳部で起こった農民反乱。トゥキニとは謀反人、反徒を意味する。とくにピエモンテ州北部から現在のバッレ・ダオスタ州に広がるカナベーゼ地方における反乱が有名。この地方は南のモンフェッラート侯と北のサボイアサボア)伯との間で争奪が繰り返された所である。農民反乱はこのような不安定な政治状況のなかで頻発し、モンフェッラート侯はそれをサボイア伯の進出を食い止めるための手段として利用した。しかし、1387年に至って、サボイア伯アメデーオ7世の武力介入によって鎮圧された。

[清水廣一郎]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む