トゥサン・ルヴェルチュール(その他表記)Toussaint L'Ouverture

山川 世界史小辞典 改訂新版 の解説

トゥサン・ルヴェルチュール
Toussaint L'Ouverture

?~1803

カリブ海のフランス領植民地サンドマング(ハイチ)における独立運動の奴隷出身の軍事指導者。本国革命に呼応して1791年に始まった黒人奴隷の武装闘争を指揮し,ハイチ共和国独立の基礎を築いた。スペインイギリス,フランスの各軍と戦い,1801年までには植民地全土を掌握したが,02年にナポレオンが派遣したフランス軍に捕えられ,翌年4月,フランスで獄死

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

関連語 黒人奴隷

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む