化学辞典 第2版 「トリエチルアミン」の解説
トリエチルアミン
トリエチルアミン
triethylamine
C6H15N(101.19).(C2H5)3N.第三級アミンの一つ.塩化エチルにアルコール性アンモニアを作用させてつくる.水に溶解しにくい塩基性液体.融点-114.8 ℃,沸点89.5 ℃.0.7275.1.4010.pKa 10.72(25 ℃).塩基性触媒,脱ハロゲン化水素剤として縮合反応にしばしば使われる.皮膚,粘膜をはげしく刺激する.LD50 460 mg/kg(ラット,経口).[CAS 121-44-8]
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報