トリスタンダクーナ火山(読み)トリスタンダクーニャかざん

最新 地学事典 「トリスタンダクーナ火山」の解説

トリスタンダクーニャかざん
トリスタンダクーナ火山

Tristan da Cunha volcano

南大西洋のTristan da Cunha群島最大(103km2)の火山島。ポルトガル人Tristão d’Acunha(1506)発見。2,060mの山頂に小火口湖をもつ円錐形成層火山。30以上の側火山と多数の放射状岩脈(0.6~6m幅)をもつ。海底からの比高3,660m。中部大西洋海嶺頂より480km東に位置する。岩石はアルカリ玄武岩-粗面岩系列のもので深成捕獲岩を多産。海洋島としては珍しく白榴(りゆう)石を産する。近年の噴火は北端部で2ヵ月の前兆地震の後1961年10月から数ヵ月間。噴出物は粗面安山岩溶岩流を主とし,その量2×107m3。参考文献:P.E.Baker et al.(1964) Phil. Trans. Roy. Soc. Lond.,Ser.A, Vol.256

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