多産(読み)たさん(英語表記)prolificacy

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典「多産」の解説

多産
たさん
prolificacy

動物のが多くの子を産むこと。1腹の産子数の場合にも,1回の産子数の場合にもいう。なお2胎児以上を同時に胎内に宿す状態を多胎妊娠といい,ニワトリのような場合については,多産卵性という。人間では,不妊の治療にホルモン剤の使用が多くなっている結果,五つ子,さらに六つ子など,在来ほとんどありえなかった多産がみられることもある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

精選版 日本国語大辞典「多産」の解説

た‐さん【多産】

〘名〙 (形動)
① 子どもをたくさん産むこと。また、そのさま。
※福翁自伝(1899)〈福沢諭吉〉品行家風「多産(タサン)の母の身体衛生の為めに乳母を雇ふて育てました」
② ものを多く産すること。また、そのさま。
※日本風景論(1894)〈志賀重昂〉四「火山の傍近は杉、、松の良材を多産するも」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

半夏生

半夏ともいう。七十二候の一つで,本来は夏至後 10日目から小暑の前日までをいったが,現行暦では太陽の黄経が 100°に達する日 (7月1日か2日) を半夏生とし,雑節の一つとして記載している。この頃半...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android