アルカリ玄武岩(読み)アルカリげんぶがん(その他表記)alkali basalt

最新 地学事典 「アルカリ玄武岩」の解説

アルカリげんぶがん
アルカリ玄武岩

alkali basalt

苦鉄質アルカリ火山岩(粗面玄武岩・かすみ石玄武岩・黄長石玄武岩・白榴りゆう石玄武岩など)の総称。一般にアルカリに富み,SiO2・CaOに乏しい。石基かんらん石は輝石の反応縁をもたず,直方輝石は晶出しない(C.E. Tilley,1950)。またノルムneをもたない玄武岩に限る場合もある(C.E.Tilley et al.,1962)。ハワイ群島では,アルカリかんらん石玄武岩とアルカリ玄武岩の境界をモードのかんらん石5%としている(G.A.Macdonald et al.,1964)。ソレアイト玄武岩に比して量的に少なく,海洋地域の火山島や大陸内部に産する。日本では北九州山陰など日本海地域に産する。

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岩石学辞典 「アルカリ玄武岩」の解説

アルカリ玄武岩

相対的にアルカリの量が多く,アルカリ鉱物や少量の准長石などを含む玄武岩である[Hibsch : 1910].後にこの名称はノルム値のネフェリンとディオプサイド質オージャイトをもつ玄武岩に広げて用いられた.過剰なアルカリがあると,後期アルカリ輝石やネフェリンまたはナトロライトが狭い範囲に濃縮するようになる.アルカリ玄武岩はアルカリ橄欖(かんらん)石玄武岩マグマ型の代表と考えられ[Kennedy : 1933],地球マントルでマグマが発生した際の基本的な生成物とされるようになった.

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

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