トロイアの人々(読み)トロイアノヒトビト

世界大百科事典(旧版)内のトロイアの人々の言及

【ベルリオーズ】より

…また,56年にはようやく学士院の会員に選出された。しかし,オペラでの成功は得られず,喜歌劇《ベアトリスとベネディクト》(1862)の公演後も,ベルリオーズが晩年の力を結集して完成させた大部なオペラの傑作《トロイアの人々》(1858)の上演は難航し,63年第2部のみが初演されたが,オリジナルの形での上演はベルリオーズの生前ついに行われなかった。海外では名声を得ていたものの,自国内では中傷や無理解に悩まされ,2度目の妻マリー(1862)にも息子(1867)にも先立たれたベルリオーズは,自身もしだいに健康状態が悪化し,69年パリで他界した。…

※「トロイアの人々」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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