どす声(読み)ドスゴエ

デジタル大辞泉 「どす声」の意味・読み・例文・類語

どす‐ごえ〔‐ごゑ〕【どす声】

濁った太い声。どすのきいた声。
生得うまれつきの―で」〈里見弴多情仏心

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「どす声」の意味・読み・例文・類語

どす‐ごえ‥ごゑ【どす声】

  1. 〘 名詞 〙 濁った太い声。低く太くてすごみのある声。どうま声。どら声
    1. [初出の実例]「一寸ここへ吸付さして下はれと、貰ひ掛ける非人のどす声」(出典:浄瑠璃・加賀国篠原合戦(1728)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ヒトメタニューモウイルス

(5)ヒトメタニューモウイルス(human metapneu­movirus: hMPV)概念 ヒトメタニューモウイルスはパラミクソウイルス科メタニューモウイルス属に属するウイルスで,急性呼吸器感染症...

ヒトメタニューモウイルスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android