なじに(読み)ナジニ

デジタル大辞泉 「なじに」の意味・読み・例文・類語

なじ‐に

[副]《「なに(何)しに」の音変化という》何ゆえに。どうしたわけで。なぜ。
「我はままより先に心得たるぞ。―さかしく教ふる」〈沙石集・八〉

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関連語 副詞 実例 出典

精選版 日本国語大辞典 「なじに」の意味・読み・例文・類語

なじ‐に

  1. 〘 副詞 〙 ( 「なにしに」の変化した語か ) 不明な原因理由を問うのに用いる。何故に。どういうわけで。などか。
    1. [初出の実例]「あなうたてや。なしに、かうは」(出典:宇津保物語(970‐999頃)国譲上)

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