なずさわる(読み)ナズサワル

デジタル大辞泉 「なずさわる」の意味・読み・例文・類語

なずさわ・る〔なずさはる〕

[動ラ四]なれ親しむ。なじむ。
終夜よもすがら―・りつる妹が袖なごり恋しく思ほゆるかな」〈古今六帖・五〉

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精選版 日本国語大辞典 「なずさわる」の意味・読み・例文・類語

なずさわ・るなづさはる

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 なれ親しむ。なじむ。なずさう。
    1. [初出の実例]「夜もすがらなつさはりつるいもが袖なごり恋しくおもほゆる哉」(出典:古今和歌六帖(976‐987頃)五)

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