なのりその

精選版 日本国語大辞典 「なのりその」の意味・読み・例文・類語

なのりそ‐の

  1. 同音で「名告(なの)る」にかかる。
    1. [初出の実例]「住吉(すみのえ)の敷津の浦の名告藻之(なのりその)名は告りてしを逢はなくもあやし」(出典万葉集(8C後)一二・三〇七六)
  2. 同音の繰り返しで、「名」にかかる。
    1. [初出の実例]「深海松の 見まく欲しけど 莫告藻之(なのりその) 己が名惜しみ」(出典:万葉集(8C後)六・九四六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android