ナマグサクロボキン(読み)ナマグサクロボキン(その他表記)Tilletia

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ナマグサクロボキン」の意味・わかりやすい解説

ナマグサクロボキン(腥黒穂菌)
ナマグサクロボキン
Tilletia

担子菌類半担子菌類クロボキン目ナマグサクロボキン科の寄生菌コムギに寄生する T. triticiは全世界に分布し,最もよく知られている。本菌におかされたコムギの穂は全子房に胞子堆をつける。したがって粒は卵形ないし円筒形になって頸が異常に開き,暗褐色の内容が現れる。胞子の塊は黒褐色で魚の腐った臭いを発するのでこの和名がつけられた。この菌と同科に属するものは 10属以上もある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む