にえ入る(読み)ニエイル

デジタル大辞泉 「にえ入る」の意味・読み・例文・類語

にえ‐い・る【にえ入る】

[動ラ四]はまりこむ。没入する。
「余りに多く込み乗りたければ、目の前に大船二艘にさう―・りたり」〈延慶本平家・五〉

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精選版 日本国語大辞典 「にえ入る」の意味・読み・例文・類語

にえ‐い・る【にえ入】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 はまりこむ。没入する。にえこむ。
    1. [初出の実例]「余に多くこみ乗たりければ、目の前に大船一一艘にえ入たり」(出典:延慶本平家(1309‐10)五本)

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