にえ入る(読み)ニエイル

デジタル大辞泉 「にえ入る」の意味・読み・例文・類語

にえ‐い・る【にえ入る】

[動ラ四]はまりこむ。没入する。
「余りに多く込み乗りたければ、目の前に大船二艘にさう―・りたり」〈延慶本平家・五〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「にえ入る」の意味・読み・例文・類語

にえ‐い・る【にえ入】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 はまりこむ。没入する。にえこむ。
    1. [初出の実例]「余に多くこみ乗たりければ、目の前に大船一一艘にえ入たり」(出典:延慶本平家(1309‐10)五本)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む