にえ込む(読み)ニエコム

デジタル大辞泉 「にえ込む」の意味・読み・例文・類語

にえ‐こ・む【にえ込む】

[動マ四]はまり込む。めり込む。
「首は胴にぞ―・みける」〈浄・出世景清

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「にえ込む」の意味・読み・例文・類語

にえ‐こ・む【にえ込】

  1. 〘 自動詞 マ行四段活用 〙
  2. めりこむ。はまりこむ。陥没する。にえいる。
    1. [初出の実例]「首は胴にぞにへこみける」(出典:浄瑠璃・出世景清(1685)二)
  3. 太くて短いさまになる。
    1. [初出の実例]「何ぢゃ、短い女子ぢゃ。ドレドレ、なるほどどれもこれもよう煮え込んだ者ぢゃ」(出典:浄瑠璃・妹背山婦女庭訓(1771)道行)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む