にえ込む(読み)ニエコム

デジタル大辞泉 「にえ込む」の意味・読み・例文・類語

にえ‐こ・む【にえ込む】

[動マ四]はまり込む。めり込む。
「首は胴にぞ―・みける」〈浄・出世景清

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精選版 日本国語大辞典 「にえ込む」の意味・読み・例文・類語

にえ‐こ・む【にえ込】

  1. 〘 自動詞 マ行四段活用 〙
  2. めりこむ。はまりこむ。陥没する。にえいる。
    1. [初出の実例]「首は胴にぞにへこみける」(出典:浄瑠璃・出世景清(1685)二)
  3. 太くて短いさまになる。
    1. [初出の実例]「何ぢゃ、短い女子ぢゃ。ドレドレ、なるほどどれもこれもよう煮え込んだ者ぢゃ」(出典:浄瑠璃・妹背山婦女庭訓(1771)道行)

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