ニコチアナ(読み)にこちあな

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ニコチアナ」の意味・わかりやすい解説

ニコチアナ
にこちあな
[学] Nicotiana × sanderae W.Watson

ナス科(APG分類:ナス科)の一年草。喫煙用のタバコN. tabacum L.と同属であるが、本種は観賞用草花で、ハナタバコともいう。高さ0.5~1メートル。茎下部の葉は大きいへら形で、茎上部の葉は長楕円(ちょうだえん)状披針(ひしん)形。茎、葉ともに粘毛がある。5~7月、径約3センチメートルで赤、桃、白色などの高杯状花を開く。花壇用とし、栽培方法はペチュニアに準ずる。

[柳 宗民 2021年7月16日]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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