にちを入る(読み)ニチヲイル

デジタル大辞泉 「にちを入る」の意味・読み・例文・類語

にちを・る

言いがかりをつけて金品をゆすりとる。
「―・る手だてもあり」〈色道大鏡一四

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「にちを入る」の意味・読み・例文・類語

にち を 入(い)

  1. いいがかりをつけて物をねだる。因縁をつけてゆすりとる。
    1. [初出の実例]「又夫とさしていひ出ずに、にちを入るてだてもあり」(出典:評判記・色道大鏡(1678)一四)

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