にち(読み)ニチ

デジタル大辞泉 「にち」の意味・読み・例文・類語

にち

《動詞「にちる」の連用形から》言いがかりをつけて、ねだること。ゆすること。
博奕の場ににじり込みて―を言うても」〈浮・二十不孝・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「にち」の意味・読み・例文・類語

にち

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「にちる」の連用形の名詞化 ) 問い責めること。いいがかりをつけてねだること。ゆすること。
    1. [初出の実例]「博奕の場に(にじりこみ)(ニチ)をいふても口過なるまじき骸躰(からだ)にあらず」(出典浮世草子本朝二十不孝(1686)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む