ぬっくと

精選版 日本国語大辞典 「ぬっくと」の意味・読み・例文・類語

ぬっく‐と

〘副〙
① まっすぐに毅然として立っているさまを表わす語。ぬっきり。
※滑稽本・七偏人(1857‐63)四「向うにぬっくと立はだかった跂公の三つ目入道」
② 勢いよく立ち上がったり頭をもたげるさまを表わす語。すっくと。ぬっきり。
※富岡先生(1902)〈国木田独歩〉一「富岡老人釣竿を投出してぬっくと起(たち)上がった」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android