ぬべみ

精選版 日本国語大辞典 「ぬべみ」の意味・読み・例文・類語

ぬ‐べみ

  1. ( 「ぬ」は完了の助動詞、「べみ」は「べし」の語幹相当部分に接尾語「み」の付いたもの。→み ) …してしまうだろうから。きっと…だろうから。
    1. [初出の実例]「天飛(あまだ)む 軽嬢子(かるをとめ) いた泣かば 人知り奴陪瀰(ヌベミ) 幡舎(はさ)の山の 鳩の 下泣きに泣く」(出典日本書紀(720)允恭二四年六月・歌謡)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android