ノシャック山(読み)のしゃっくさん(その他表記)Noshaq

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ノシャック山」の意味・わかりやすい解説

ノシャック山
のしゃっくさん
Noshaq

パキスタン北西部、ヒンドゥー・クシ山脈第二の高峰。標高7492メートル。ワハン回廊の西の入口アフガニスタンとパキスタンの国境上にそびえる。主峰ほかに西峰(7350メートル)、東峰(7480メートル)からなる。1960年8月17日、京都大学学士山岳会(酒戸弥二郎隊長)が初登頂に成功、続いてすぐポーランド隊が登頂した。63年、オーストリア隊が主峰のほかに、西峰と東峰の初登頂を果たした。

[金子史朗]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android