現代外国人名録2016 「ノロドムシハモニ」の解説
ノロドム シハモニ
Norodom Sihamoni
- 職業・肩書
- カンボジア国王 元国連教育科学文化機関(ユネスコ)大使
- 国籍
- カンボジア
- 生年月日
- 1953年5月14日
- 出生地
- プノンペン
- 別名
- 愛称=トキオ
- 経歴
- カンボジアが正式に独立した1953年、シアヌーク国王と6番目の夫人モニク妃の長男として誕生。父が外遊先の日本から帰国したちょうどその日に生まれたことから、“トキオ(東京)”の愛称で呼ばれる。14歳でチェコスロバキアのプラハに留学し、学校教育やバレエ、音楽、演劇などの芸術教育を受ける。’75年には北朝鮮に渡り、映画製作技術を学んだ。ポル・ポト政権樹立後の’76年に帰国。以後、ヘン・サムリン政権発足までの3年間、両親と共に幽閉生活を送る。その後、両親らと一緒に国外へ脱出、北京と平壌に滞在。’81年渡仏し、パリの芸術学校で音楽やダンスを教える。’92〜93年カンボジア最高国民評議会国連常駐代表(在米)。’93年パリ在住のまま国連教育科学文化機関(ユネスコ)大使に任命され、11年間務めた。2002年カンボジア独立記念日の式典を主宰。2004年10月退位した父に代わり国王に即位。フランス語、チェコ語に堪能で、英語、ロシア語も話す。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報