デジタル大辞泉 「はだ薄」の意味・読み・例文・類語 はだ‐すすき【はだ▽薄】 《「はたすすき」の音変化という》[名]「はたすすき」に同じ。「―尾花逆葺ふき黒木もち造れる室むろは万代までに」〈万・一六三七〉[枕]薄の穂の意から「穂に出づ」、また、薄の末うれの意から同音を含む地名「浦野の山」にかかる。「―穂には咲き出ぬ恋を吾がする」〈万・二三一一〉「―浦野の山に月つく片寄るも」〈万・三五六五〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例