最新 地学事典 「ハプロ花崗岩」の解説
ハプロかこうがん
ハプロ花崗岩
haplogranite
アルバイト・正長石・石英と化学組成上で対応する合成混合物を高圧熱水蒸気圧下で合成実験し,人工的に結晶させた花崗岩。N.L.Bowen et al.(1951)が実験し,合成花崗岩(synthetic granite)としたが,P.Eskola(1956)はハプロ花崗岩,eutectoid graniteと呼ぶほうがよいとした。D.L.Reynold(1958)は,ガラス質の部分に微小な結晶が成長したにすぎないから,ハプロ松脂岩(haplopitchstone)と呼ぶべきだとした。水蒸気圧の増加に伴いNaに富むハプロ花崗岩になる。参考文献:D.L.Reynolds(1958) Geol.Mag.,Vol.95
執筆者:青木 斌
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

